うちのチワワは歯が重なって生えています。
子犬の歯は生後21日頃から生えはじめ、生後2ヶ月ほどで乳歯が生えそろいます。永久歯が生えはじめるのは生後4~5ヶ月からで、生後7~8ヶ月頃には乳歯と永久歯が生え代わります。通常であれば抜け落ちてしまうはずの乳歯が残ってしまい、永久歯と並んで生えている状態を乳歯遺残と言います。小動物の歯に詳しい獣医さんによると、人間では乳歯が抜けた後に永久歯が生えてくるのに対して、犬の場合は乳歯と永久歯が併存して生えている期間があるそうです(犬歯=1~2週間/切歯・臼歯=0~2日程度)。永久歯が生えてきた後、この期間を過ぎても乳歯が残っているということであれば、乳歯遺残になるでしょう。これは特にチワワのような小型犬に多く、また、歯並びが正常ではない(歯の向きが違ったり、がちゃがちゃに生えていたりなど)不正咬合も同様に多いと言われます。元々小型犬は歯と歯の間の隙間が狭く、さらに乳歯遺残や不正咬合があると歯垢がたまりやすい上、歯周病のリスクが高まりますので、歯磨きは定期的にしてあげたいものです(犬の場合、歯垢が歯石へと変わるのは3~5日。少なくとも1日おきに歯磨きをするのが望ましいそうです)。動物病院では早めに乳歯を抜くことを勧めると思いますが、なるべく犬の歯に理解が深い動物病院でご相談なさることをお勧めします。
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