実際に、犬を社会化するにはどのようなことをしたらいいのでしょう?
人や他の犬(または動物)、車や電車、音、匂い、足の裏に感じる感触などいろいろなものを体験し、慣れさせるのが理想ですが、それぞれの環境や工夫次第でやり方も様々です。当犬舎の例をお話しましょう。子犬は離乳食が終わる生後3~4週齢くらいでゲージからリビングのフリースペースへ出します。周りには年上のコたちや大型犬のホワイト・シェパードもいます。まだ一緒には遊ばせませんが、これによって初めてゲージの中とは違う風景を目にし、他の犬にも会い、足の裏にも違った感触を得ることができます。ワクチン接種後はテラスに出し、外気に触れさせます。流れてくる風の匂いや走る車の音、近所で遊ぶ子供たちの声など子犬が初めて体験するものがあります。その後は徐々に年上のコたちとも遊ぶようになり、犬としてのつきあい方も覚えていきます。友達に子犬を撫でてもらったり、ダッコして近所を一周する、部屋の中にいろいろな物を置いたり敷いたりして、その中で遊ばせることによって音や感触に慣れさせる、パピー教室に通うなど、自分で可能な範囲でトライしてみてはいかがでしょうか。
作成日: 2015年12月2日 |
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