チワワは体が小さいので気になるのですが、狂犬病予防注射は必ず接種しないといけないのでしょうか?
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『狂犬病予防法』という法律では、居住する市区町村に犬の登録をすることと、年に1回狂犬病予防注射をすること、その際に発行される鑑札や注射済票を犬に装着することが義務づけられています。ということは、体の小さいチワワであってもそれが適用されるということになります。しかし、1957年を最後に日本では狂犬病が発生していないということもあって、近年では接種率が下がり、実質的には50%以下(登録している犬で計算すると約70%)になっていると言われます。一方で、日本が狂犬病の発生していない国および地域として指定しているのは、日本を除き、オーストラリア、ニュージーランド、フィジー諸島、グァム、ハワイ、アイスランドの6地域のみで、以前はそれに含まれていたノルウェー、アイルランド、スウェーデン、イギリスは2012年に、台湾は2013年に削除されています(農林水産省より)。少なくとも、他の多くの国々では未だに存在する怖い感染症なのだということは心に留めておく必要はあるでしょう。ちなみに、WHOでは2030年までに狂犬病による死亡者ゼロを目指した国際的な取り組みが2015年より始まっているそうです。
そうした中で、予防注射で犬にショック反応が出る、高齢や病気などがあって打てないというケースもあります。狂犬病予防注射猶予証明書(獣医師の診断が必要)というものを提出することで、一定期間、注射を免除してもらうことも可能となっている自治体も結構ありますので、接種をためらう場合、詳しくは動物病院で相談なさってみてください。
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