今年の冬は厳寒の日が続いています(2018年1~2月現在)。いつも以上に気をつけることはありますか?
寒い時期の基本的な注意点については、以前にも一度お答えしていますので、それを参考にしてみてください。しかし、今年のように記録的な寒さになると、やはりより気配りしてあげたいものですね。たとえば、車の中。暑い時期には高温となる車内での熱中症はよく知られていますが、実は、寒い時期には逆にエンジンを切った後の車内は急激に低温になるので、やはり注意は必要でしょう。JAF(日本自動車連盟)が行ったテストによると、-10.2℃の外気温の時に、車内を25℃に温めてあった車のエンジンを切ると、1時間後には15℃以上、3時間後には氷点下まで下がったそうです。実際、アメリカの動物愛護団体系では、寒い時期に車内に犬を長時間残さないようにと注意を呼び掛けたりしています。今年の1月には、ニューヨークにおいて、寒い車内にチワワを残していた運転手が通報され、警察の救助隊が車をこじ開けてチワワを救助し、運転手は逮捕されたというニュースがありました。余談ですが、アメリカでは州によって、緊急状態にあるペットを救うために、車の持ち主に断りなく車をこじ開けたとしても罪には問われないという法律があるそうです。その運転手は、自分のチワワは寒くて震えていたのではなく、周りの状況が怖くて震えていたのだと主張しているそうですが。確かに、チワワはぶるぶる震えるコが多いですし、事の真実はどこにあるのかはわからないというところでしょうか。
また、室内で暮らすことがほとんどのチワワではあり得ないだろうとは思いますが、室内犬が多くなった現在ではあまり見られなくなったものの、犬も凍傷になることがあるそうです。耳や尻尾、足先など、青白い、痛がっているなどの場合は、そういう疑いもあるとか。外に出す時間を考慮する、防寒対策をしっかりとるなどしてあげてください。
その他、地域や場所によっては積雪の際に凍結防止剤が撒かれていることがあり、その成分によっては足裏にダメージを与えることがないとも言えませんので、散歩後には念の為に足を洗うなどしたほうがいいでしょう。
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