犬の行動や仕草からわかることはありますか? ②
ストレスサインの中にはカーミングシグナルと呼ばれるものもあります。これは何らかのストレスがかかる状況の時に、自分や相手に「まぁ、ちょっと落ち着きなよ」といったクールダウン効果のあるサインと言われます。たとえば犬を叱ったとして、その時に犬があくびをしたとします。それは「ママ、そんなに叱らなくてもいいじゃない。もっと落ち着いてよ」と言っているのかもしれません。また、初めて会う犬が吠えついてきた時、その相手に対し、自分の体の横側を向ける形で弧を描くように通り過ぎたとしたら、「そんなに吠えなくていいよ、僕、何もしないから」と言っているのかもしれません。主なカーミングシグナルには以下のようなものがあります。
- あくびをする。
- 鼻の頭を舐める。
- 相手に対して顔をそむける。
- 体を掻く。
- 座る、伏せる。
- オシッコをする。
- 体をぶるぶる振る。
- ゆっくりとした動作をする。
- 誰かと誰かの間に割って入る。
- 相手に体の横側を見せて、弧を描くように歩く。
注:カーミングシグナルは犬が見せる普段の仕草と同じであるため、その仕草が見られたからといって即座にストレスがあると判断するのは間違いで、その時に犬が置かれた状況から判断しなければいけません。また、上記のストレスサインにしろ、病気が原因の場合もありますので、気になる時には動物病院で診てもらってください。
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